豊建グループ 会長
故 福盛 康友
製造と販売のコミュニケーションを深めることで、さまざまな情報を共有化できるというのが、大きなメリットです。第二に近年、生コン業界では技術の進歩が加速していますが、営業は製造部門から得たさまざまな技術情報を、ユーザーにすばやく提供することが可能です。また、ユーザーが求めているニーズを製造部門や技術センターにフィードバックし、新製品の開発や技術開発に役立てることができます。今後も製販一体化のメリットを生かし、潜在的なニーズを掘り起こしていく考えです。
「企業は未来永劫である」と私は考えています。そのためにはまず5年後、6年後のために今何をすべきであるかを一人一人が意識し日々の業務に取り組むことが大切です。企業の主力となるのは従業員であり、その従業員が力を発揮しやすい環境作りを行うことが、豊建の未来に繋がっていくと考えます。その一つとして、職場は明るくあるべきであり、日々の挨拶が疎かになっていては組織として不安を感じてしまいます。私が社長に就任して25年間、従業員の誕生日や結婚記念日にはメッセージを書いて、直接渡すようにしています。毎月、「この人には何を書こうかな」と考えているうちに、本人から催促を受けることもあります。(笑)
このような日頃の何気ないコミュニケーションが職場の雰囲気を良いものにし、それこそが中小企業の強みとなるのではないでしょうか。これからも従業員同士が近い距離で助け合える環境の中で、お客様への思いやりや心配りの精神を育むことで豊建商事としての未来を築いていきたいと思います。
当社は、建材店福盛商店として昭和5年(1930年)にスタート。昭和24年(1949年)に株式会社豊中建材店として法人化。昭和39年に豊建商事株式会社として商号を変更しました。以来、生コン・セメントの販売を中心として、コンクリート骨材をはじめ、砂利、コンクリート二次製品の販売や、一般基礎工事、ALC・スレート工事・ブロック工事・住宅設備機器など各種工事の施工および製品販売へと事業活動を拡大してきました。その間、豊建商事は生コン製造部門として、北大阪菱光コンクリート工業株式会社、守口菱光株式会社、猪名川菱光株式会社、生コン・バラセメントの輸送部門として株式会社豊菱、不動産や燃料を取り扱う有限会社セイユー興産の6社3工場を設立。豊建グループ全体で従業員数が少数精鋭の70名あまりとなりました。おかげさまで、2015年には創業85周年を迎えることとなり、今後も100年企業を目指してスリムな経営でさらに飛躍していく所存です。
企業の不祥事が続き、改めて企業の社会的責任の大切さを痛感しています。当社では、まず地球環境の保全を第一に実行していきたいと考えています。ISO9001の認証取得に向けISO構築プロジェクトチームを編成し成功させた経験を生かして、ISO14001の認証を取得することは、環境保全を考えるにあたって取り組むべき当社グループの重要な課題の一つです。現在、産廃関係や再生骨材、新規材料などの研究にプロジェクトチームを編成し、資源のリサイクル化に取り組んでいます。また、法令遵守のコンプライアンスの推進や個人情報の保護に向けての取り組みも、展開中です。
当社は、建材店福盛商店として昭和5年(1930年)にスタート。昭和24年(1949年)に株式会社豊中建材店として法人化。昭和39年に豊建商事株式会社として商号を変更しました。以来、生コン・セメントの販売を中心として、コンクリート骨材をはじめ、砂利、コンクリート二次製品の販売や、一般基礎工事、ALC・スレート工事・ブロック工事・住宅設備機器など各種工事の施工および製品販売へと事業活動を拡大してきました。その間、豊建商事は生コン製造部門として、北大阪菱光コンクリート工業株式会社、守口菱光株式会社、猪名川菱光株式会社、生コン・バラセメントの輸送部門として株式会社豊菱、不動産や燃料を取り扱う有限会社セイユー興産の6社3工場を設立。豊建グループ全体で従業員数が少数精鋭の70名あまりとなりました。おかげさまで、2015年には創業85周年を迎えることとなり、今後も100年企業を目指してスリムな経営でさらに飛躍していく所存です。
製造と販売のコミュニケーションを深めることで、さまざまな情報を共有化できるというのが、大きなメリットです。第二に近年、生コン業界では技術の進歩が加速していますが、営業は製造部門から得たさまざまな技術情報を、ユーザーにすばやく提供することが可能です。また、ユーザーが求めているニーズを製造部門や技術センターにフィードバックし、新製品の開発や技術開発に役立てることができます。今後も製販一体化のメリットを生かし、潜在的なニーズを掘り起こしていく考えです。
企業の不祥事が続き、改めて企業の社会的責任の大切さを痛感しています。当社では、まず地球環境の保全を第一に実行していきたいと考えています。ISO9001の認証取得に向けISO構築プロジェクトチームを編成し成功させた経験を生かして、ISO14001の認証を取得することは、環境保全を考えるにあたって取り組むべき当社グループの重要な課題の一つです。現在、産廃関係や再生骨材、新規材料などの研究にプロジェクトチームを編成し、資源のリサイクル化に取り組んでいます。また、法令遵守のコンプライアンスの推進や個人情報の保護に向けての取り組みも、展開中です。
「企業は未来永劫である」と私は考えています。そのためにはまず5年後、6年後のために今何をすべきであるかを一人一人が意識し日々の業務に取り組むことが大切です。企業の主力となるのは従業員であり、その従業員が力を発揮しやすい環境作りを行うことが、豊建の未来に繋がっていくと考えます。その一つとして、職場は明るくあるべきであり、日々の挨拶が疎かになっていては組織として不安を感じてしまいます。私が社長に就任して25年間、従業員の誕生日や結婚記念日にはメッセージを書いて、直接渡すようにしています。毎月、「この人には何を書こうかな」と考えているうちに、本人から催促を受けることもあります。(笑)
このような日頃の何気ないコミュニケーションが職場の雰囲気を良いものにし、それこそが中小企業の強みとなるのではないでしょうか。これからも従業員同士が近い距離で助け合える環境の中で、お客様への思いやりや心配りの精神を育むことで豊建商事としての未来を築いていきたいと思います。